鬼ノ城と大廻り小廻り〔吉備考古ライブラリィ2〕 (吉備考古ライブラリィ)



鬼ノ城と大廻り小廻り〔吉備考古ライブラリィ2〕 (吉備考古ライブラリィ)
鬼ノ城と大廻り小廻り〔吉備考古ライブラリィ2〕 (吉備考古ライブラリィ)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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待望の一冊

鬼ノ城(総社市奥坂)と大廻り小廻り(岡山市草ケ部)は古代の山城跡と考えられ、敵の侵入を防ぐための土塁や石垣が現在もきちんと残っている大規模な遺跡です。
 その大きさは吉備にある構造物のうち1・2争うほどにも関わらず、『日本書紀』や『続 日本紀』などの史書 には、その記述が全くありません。一般的には663年に朝鮮半島で起こった「白村江の戦い」で、唐と新羅の連合軍に敗れた天智天皇が日本各地に造った朝鮮式山城ともいわれてきました。しかし、史書への記載がないために、いつの時代に、だれが、何のために造ったのかは、謎に包まれたままでした。

 「桃太郎伝説」で鬼の住む場所とされている鬼ノ城では、近年になり大々的な発掘調査が行われ、大規模な城門跡などが見つかるなど、大きな発掘成果 も上がっています。また、大廻り小廻りは昨年に産業廃棄物が投棄され、遺跡の保存のあり方が問題にもなりました。

 本書では、発掘に携わった著者が最新の発掘情報を盛り込みながら遺跡の全貌に迫り、遺跡の重要性を訴えながら、いつの時代に、だれが造った山城かなど様々な説も紹介を紹介しています。こうした吉備の古代山城を一般 向けに分かりやすく紹介した本はこれまでになく、読みやすい内容になっています。 岡山県に2つある話題の古代山城「鬼ノ城」と「大廻り小廻り」を、発掘に携わった著者の手により最新の情報を盛り込みながら、その全貌に迫る待望の一冊。



吉備人出版




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